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屋久島ってどんなところ?
屋久島は、鹿児島県大隅半島の南西約60kmの海上にある島です。周囲約132km、面積504.88km²の円形に近い五角形のかたちをしており、豊かで美しい自然が残されているため、1993年白神山地とともに日本で初めて世界自然遺産に登録されました。
屋久島の大部分は花崗岩という岩石でできており、中央部には日本百名山の一つで九州地方最高峰の宮之浦岳 (1,936m) がそびえるほか、他にも数多くの1,000m級の山々を有し、「洋上のアルプス」の呼び名もあります。また、海からの湿った風がこれらの山にぶつかり、大量の雨をもたらすため、年間降水量は平地で約4000mm、山地では8000mmから10000mmにも達します。
亜熱帯地域に位置する島でありながら、2,000m近い山々があるため亜熱帯から亜寒帯に及ぶ多様な植物相が確認されています。
縄文杉に代表される屋久杉や、白谷雲水峡などの美しい苔の森が有名になり、近年多くの観光客も訪れるようになりました。島の中心部には、日本最南端の高層湿原である花之江河(はなのえごう)、小花之江河が存在するほか、山頂付近の年間平均気温は約5℃(札幌市よりも低い)であるために積雪が観測されており、日本国内において積雪が観測される最南端となっています。野生動物としては、ヤクザルやヤクシカが数多く生息しています。
(参考:Wikipedia)
屋久島の水と空気・陽ざしのパワーで植物本来の力が発揮されます
屋久島にはもちろん人が住み山には登山者も入り車も走ってますが、他の地域と大きく違うのは自然の持つ圧倒的な再生力の強さです。ひとつひとつの木や草が強い再生力のようなものを持っているというよりも、自然全体が一つの生き物のようなエネルギーを発していて、それが屋久島の人間の営みも含めて支配し大きな流れを作っているように感じます。そんな環境だから古くから屋久島に住む人々は自然に逆らわない生活を営んでいたのではないでしょうか。そして農業も同じで自然を支配する農業よりもむしろ、自然の流れに合わせそれを上手に利用した農業がこの島には合っており、結果的に良い作物も育つのではという思いを持っております。
またそんな風に育って屋久島の自然のエネルギーを蓄えた作物は、食べさせて頂くことで人間にもそのエネルギーを与えてくれるのではないかと思います。なぜなら人間も自然の一部なのですから。
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